こんにちは。
今日はBlackmagicDesign新製品説明会にいってきました。
まずいくつかのプレゼンテーションがあってからの内覧会という流れ。プレゼンテーションで一番気になったのはDaVinciResolve。ぼくはずっとColorでやってきたのですが、全体的な使いやすさ、とくにトラッキング機能はかなり良さそうだった。キーフレームを打つことも可能そう(要確認)なので、その辺も便利そうです。あとオートバランスが時間ないときにはとっかかりとして便利そう。
内覧会では、これ目当てに行ったといっても過言ではないBlackmagicCinemaCameraも二台ありました。
実際触ったりきいたりしたなかで気になったのは以下。
ファンの音がメニューなどからコントロールできないとのこと。実際会場にあったものは収録してないし(できたのかな?)会場も騒がしかったからわからないけどほとんど気にならないレベルではありました。収録したらもちろん熱をもってくるとおもうのでどうなるのか少し心配。会場にあった個体のファームだと感度が一絞りごとしか変えられず400,800,1600といった具合。1600は後ろの小さいモニタでみる限りは、非常時には使えるかなぁという感じ。ノイジーはノイジー。もろもろ製品版のファームではないとのことなので、細かいところはわからず。今日触れた個体に関してはまだ適用できないメニュー項目も多く本当に7月に出るのかな?というような感じでした。2台のうち1台は壊れていて使えなかったし、堅牢性もどんなもんでしょうかね。画も外部に出てなかったので画質はわからず。Filmモードのダイナミックレンジは広そうでした。単体で手持ちは、フォーカスボタンやタッチスクリーンに触れてしまうのでやはり何かしらのアクセサリーないと無理そう。あと、想像していたよりは少し大きい印象。もろもろBMD初カメラということで不安なとこも多いですがDaVinciとUltraScopeが付属するとのことなので、それだけでも買いな気がするし、買う人もいるんだろうな。今、書いててふと思ったのは、学校に入れたらいいんじゃないだろうか。現場での波形の見方からRAWを使ったポスプロまで、これとThundebolt付きのMacBook Proと編集ソフトさえあれば一通りいじれるし。RAWを扱えるシステムと考えたらかなり安い。DNGのRAWについてはいじったことないので、要調査。結構編集ソフトに縛りあんのかな…
で、他にも気になったのは恥ずかしながらraitankさんに教えてもらうまで知らなかったTeranex2D/3DProcessors。ノイズ除去やアップコンダウンコン、フレームレート変換、シャープをかけるなど、色々とリアルタイムでできるとのこと。Thunderboltも搭載。実際アップコンしてるとこをみてみたが、かなりキレイになっていました。ただ、今のところはノイズ除去機能でプラグインなんかにあるような微調整はできないとのこと。つまりかけてみてダメだったらダメと。微調整できたらいいのにな。前後フレームとの差分を分析してノイズ除去してるらしいので動体が多い場合はうまくいかないこともあるのではとのこと。でもこれで2Dver.は17万切るのはすごいなー(今までは900万近かったらしい)※以前100万と書いてしまいましたが900万の間違いです。すいません。
そして、地味にすごくいいなぁと思ったのはUltraStudioExpress。Thunderboltからの電源供給のみで駆動とのこと。UltraStudio3Dを使っているけど、外で使う時など外部電源を用意しなければならなかったのですが、それが不要!もちろんMacの電源のことは考えなきゃだけど、室内で使うにしても、アダプターやらなんやらがないのは結構ポイント高いと思うのです。そして3Dて映画をみることはあっても作ってうちでポスプロすることなんてまずない(だろう)のでUltraStudioExpressがあれば充分!(お値段ほぼ半額)
などなど、非常におもしろい発表会でした!
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